医師国家試験受験記(第四章)

第四章:分析(数値編)

さて、先日受けた模試の数値的な分析が終わりました。
前回お伝えした通り、国試は3日間で、全500問を解かねばならない、重たい試験です。
その500問の内訳ですが、下表にお示しします。
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必修、一般、臨床の3分野が別々に扱われ、
必修200点(一般50点、臨床150点)、一般200点(総論120点、各論80点)、臨床600点(総論150点、各論360点、長文90点)という内訳です。
今年2月の国試の合格基準が以下の通りです。

第108回医師国家試験の合格基準は、一般問題を1問1点、臨床実地問題を1問3点とし、(1)から(4)のすべての合格基準を満たした者を合格とする。
(1) 必修問題を除いた
一般問題 130点以上/199点
(2) 必修問題を除いた
臨床実地問題 397点以上/600点
(3) 必修問題 160点以上/200点
(4) 禁忌肢問題選択数 3問以下
※ 採点除外等の取り扱いとされた問題が3問(D13、E32、F23)ありました。

続いて僕の得点状況は下表の通りです。
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必修は、合格点+17点で、現段階でも十分合格。
一般は、合格点-5点で、若干届いていないが、マークミスが3問(9点相当)有ったので、問題無い。
臨床は、合格点-43点で、随分届いていない。
今の時期としては上出来でしょうか。
但し、今回の結果で注目しなければならないのが、総論と各論との得点率の差です。
総論:69.2%(187/270)に対して、各論:50.6%(223/440)と非常に低い得点率なのが分かります。

この結果から言えるのは、各々の臓器や疾患の概要と言った大枠は解っているが、各々の疾患に細かい知識、個別例に関する事は勉強不足が明白だと云う事です。

細かい部分まできちんと知識を付ける、この一言に尽きます。
但し、ここまで顕著な結果が出てしまった原因も、今後の為に分析せねばなりませんので、次回はそちらをお書きしたいと思います。


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国家試験まで残り122日
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2014年10月08日